ポルトゥス港でアンフォラを荷揚げするローマの港湾労働者
古代末期 — 1 — 500

ポルトゥス港でアンフォラを荷揚げするローマの港湾労働者

4世紀、ローマ近郊の巨大な六角形港湾ポルトゥスでは、地中海全域から届く物資の荷揚げが活発に行われていました。日焼けした労働者たちは、精巧な「ほぞ継ぎ」で組まれた商船から、中身を記した銘文のあるアムフォラを、火山灰を用いた高度な水硬性コンクリートの埠頭へと次々に運び出しています。背後にそびえる多層階の煉瓦造り倉庫群は、当時のローマ帝国が誇った比類なき物流システムと建築技術の粋を今に伝えています。

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